約 2,936,207 件
https://w.atwiki.jp/hyperlove/pages/1.html
ようこそヽ(*´∀`*)ノ 当サイトは〝楽しく気楽に愛こそ全て〟をもっとーにFPSゲーム〝SuddenAttack〟 で活動してるクラン「SUPERLOVERS」のサイトです。 ∧ ∧ ヽ(・∀ ・)ノ <すぱらばだよー (( ノ( )ヽ ))
https://w.atwiki.jp/toho/pages/7197.html
We Are 21st Century lovers 2 E.P サークル:ZYTOKINE Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 Live again 隣人 隣人 cold kiss 卯酉東海道 ヒロシゲ36号 〜 Neo Super-Express [04 43] 02 EZ DO JUMP 隣人 隣人 cold kiss 東方萃夢想 Demystify Feast [04 56] 砕月 御伽の国の鬼ヶ島 〜 Missing Power 03 It's to see sad two, says "not sad too", co-code to your sad two 隣人 隣人 cold kiss 東方紅魔郷 おてんば恋娘 [04 24] ルーネイトエルフ 04 ARRIVALS 隣人 隣人 cold kiss 東方永夜抄 プレインエイジア [05 02] 月まで届け、不死の煙 詳細 東方紅楼夢11(2015/11/1)にて初頒布 イベント価格:500円 ショップ価格:740円 Guest Nana Takahashi(cold kiss, SOUND HOLIC) レビュー 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/scrapbooking/pages/56.html
Scrapbooking Blog(国内) ~SB LOVERS~ メモラビリアート/アートクラフトDUO/スクラップブッキング協会 認定講師のめぐっこさんのHPです。 大阪市中央区で毎月定期講習会を開催中!! お子様連れのママさんOK、キッズコーナー完備の好条件です。 詳細はめぐっこさんのHPまたはBlogにてご確認下さい。 企業・お店・個人の方のHPをご紹介しています。 ご紹介・リンク掲載ご希望の方は、 support@scrapbooking-wiki.com までご連絡下さい。
https://w.atwiki.jp/wao8080/pages/14.html
『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lovers Forever~』 著者:FIN URL http //skyblue.kachoufuugetu.net/ 2009/10/24 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lovers Forever~』第184話を更新です。 いよいよ、戦闘シーンも間近に迫ってきました。 今回も全体的にシリアス傾向な感じで展開していきます。何気にここからの展開は一気に進んでいくかもしれません? 2009/10/10 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lovers Forever~』第183話を更新です。 随分と久しぶりの更新となりましたが……今回も相変わらずのシリアス傾向のお話です。 方向性としてもゆっくりと最終決戦まで話が進んでいっています。時も間近にまで迫りつつあり……? 2009/9/18 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lovers Forever~』第182話を更新です。 静かに、ですが、刻々と話は進んでいきます。 最早、ここまでくるとシリアス展開しかありません? 2009/9/15 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lovers Forever~』第181話を更新です。 今回はシリアス傾向ながらも嵐の前の静けさと言った感じのお話。 全体的にも着々と迫る時の前の準備運動と言った方向性です。兎に角、動く時まで後、僅かですよ? 2009/9/11 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第180話を更新です。 今回でオリジナル要素を含んだ裏事情も大詰めを迎えています。内容としてもシリアス傾向な感じです。 しかし、こう言った方向性のお話が出てきたと言うことは……? 2009/9/8 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第179話を更新です。 今回も引き続き、シリアス傾向のお話。展開としても徐々にと進んでいると言った感じです。 色々とオリジナル要素と裏事情も明らかになってきています。いよいよ、時が迫りつつある感じ? 2009/9/1 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第178話を更新です。 今回もシリアス傾向な感じのお話。内容としても覚悟の問題などがメインに来ています。 僅かながらしか展開は進んでいませんが……刻々と時が迫っている感じです? 2009/8/28 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第177話を更新です。 今回は2人の心情をメインに書きつつ、次の展開の話題がメインと言った感じのお話。 色々と今後の話題も出てきていますが……イベントとしてもそこまで多くはありません。 いよいよ、終盤戦へと突入です? 2009/8/25 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第176話を更新です。 今回も引き続き、シリアス傾向なお話。展開としてもどんどん先へと進んでいっている感じとなっています。 ここにきてちらほらと裏事情なども出てきましたよ? 2009/8/21 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第175話を更新です。 話の展開はどんどんシリアスな方向へ。最後の時も徐々に近づきつつあります。 終わりの時も確実に近づいており、展開も早めに進んでいく感じに? 2009/8/18 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第174話を更新です。 展開がいよいよ、風雲急を迎えつつあります。少しずつですがお話の方にも終わりというものが見え始めてきている感じとなっている感じです。 2009/8/7 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第173話を更新です。 遂に敵役となるべき人物も表舞台に登場し、話としても展開が進んでいきます。 唯、敵役となる人物は今一つ小物な感じなのですが……。 2009/8/4 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第172話を更新です。 ここにきて漸く、話が次の展開に進みつつあります。内容としてはやや、シリアス気味に移行中。 そろそろ、お話も終わりへと向かっていきつつあります? 2009/7/31 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第171話を更新です。 今回も引き続き糖分多めな感じのお話。展開としてはのんびりとしていますが、そろそろ事態が動き始めるかもしれません? 次の展開までもう一息? 2009/7/28 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第170話を更新です。 今回も引き続きの流れでほんのりと甘めのお話。ほのぼのとした感じの話となっています。 少しだけもどかしいと言うかそんな感じかもしれません? 2009/7/24 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第169話を更新です。 今回は前回よりもほんのりと甘さをプラスした感じのお話。 内容的には王道気味ですが……ちょっと色々と手が早いというかなんと言うか……。大胆な部分もあるのかもしれません? 2009/7/21 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第168話を更新です。 今回はお互いに何をどう見て、どう思っているかを焦点にしたお話。 傾向的には甘さひかえめと言った感じかもしれません? 2009/7/17 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第167話を更新です。 今回もデートの王道路線っぽいお話。 何やら平気で恥ずかしいはずのことをやっていると言った感じです。 甘さは少々、増えてきているかも? 2009/7/14 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第166話を更新です。 今回はデートの定番といった感じのお話。内容としても王道っぽいような感じでしょうか。 何やら、とらいあんぐるハートの要素も出てきていたりもします。少し解りにくいかも? 2009/7/10 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第165話を更新です。 デート編の方も今回で2回目。感覚としてはスロースタートな感じで展開していきます。徐々に甘くなっていくといった感じになっていくといった感じでしょうか? でも、甘さとしてはまだまだな感じです? 2009/7/7 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第164話を更新です。 今回から正式にデート編がスタート。甘い方向性を目指して進めていますが、本当に甘くなるのでしょうか? 今回の甘さはまだまだ、控えめな感じですよ? 2009/7/3 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第163話を更新です。 今回はデートの序章編。色々と思惑があるんだか無いんだか解りませんが……早速、失念していることがあったりする感じです。 甘さとしてはまだ一匙にも満たないですよ? 2009/6/30 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第162話を更新です。 今回はデートの準備段階のお話。お互いに初めてのデートに色々と思惑が……? 話の方向性としては甘い展開に行く準備中と言った感じです。 2009/6/26 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第161話を更新です。 今回で漸く、戦闘の方にも決着がつきます。結果としては割と予測しやすいような形で終わっている感じです。 二刀術について少しだけ古い剣術の話も参考にしています? 2009/6/19 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第160話を更新です。 いよいよ、戦闘シーンも後半戦へ。剣士同士の駆け引きが勝敗を決める――――と言った感じの展開となっています。 なんとなく、何処かで見たような部分もあるかもしれません? 2009/6/16 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第159話を更新です。 今回は戦闘中心のお話で魔法的な要素は一切ありません。剣士対剣士と言う内容となっていますが……オリジナルの要素も少々と言った感じです。 2009/6/12 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第158話を更新です。 前回の流れからして甘い話へ行くのかと思いきや今回は何やら斜め方向の展開に。 またしても戦闘の匂いがしてきましたよ? 2009/6/9 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第157話を更新です。 戦闘にも決着がつき、今回はそれについてのお話と次の展開に進むためのお話となっています。 因みに少しだけですが、以前に書いた短編の設定が出てきていたりしています。 2009/6/5 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第156話を更新です。 今回でいよいよ、戦闘の方も決着です。高速格闘戦に持ち込んだフェイト。その決着や如何に――――? 魔法と剣術、その違いが勝敗の決め手? 2009/6/2 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第155話を更新です。 いよいよ、戦闘の方も後半戦へ。互いの打つ一手は高速の一手。決着も間近にせまっております。 でも、決め手の技は御約束です? 2009/5/29 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第154話を更新です。 今回は剣士と魔導師との駆け引きが話のメイン。お互いが思惑を持ちながらも戦闘が進んでいきます。 ここにきて漸く、以前の小太刀との違いが実感できるような感じもあります? 2009/5/26 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第153話を更新です。 今回から本格的に戦闘がメイン。 内容としては剣術、霊力と言ったようにとらいあんぐるハートの要素が強く、今まで書いてきたお話からの引き継ぎが多い感じですよ? 2009/5/22 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第152話を更新です。 今回からいよいよ戦闘開始。フェイトがやや、接近戦重視なだけあって近接戦闘がメインとなっています。 設定としては以前の短編を引き継いでいる感じです? 2009/5/19 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第151話を更新です。 いよいよ、今回から戦闘の流れへと話が進んでいきます。 剣士対魔導師……二度あることは三度ある――――? 2009/5/15 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第150話を更新です。 今回も割と甘めな感じのお話。方向性としては次の展開へと進み始めています。 フェイトのターンはまだまだ終わっていません? 2009/5/12 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第149話を更新です。 今回も話の内容としては甘めな感じの方向です。 フェイトの積極的な部分も変わりませんが、主人公も積極的な感じですよ? 2009/5/8 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第148話を更新です。 今回はシリアスが少々、甘めな感じが少々と言った感じのお話になっています。 今までやきもきさせてきている分だけフェイトが積極的な女の子になっている感じです? 2009/4/29 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第147話を更新です。 今回でいよいよ、フェイトとの関係が一歩進みました。長らくやきもきさせていたと言った感じですね。 その分で最後はあっさりとした感じで関係が進んでいると言う感じになっています。 2009/4/27 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第146話を更新です。 今回も会話だけな感じのお話ですが、前回とはうって変わってすずかがメインな感じになっています。 少しだけ次へと進展し始めています? 2009/4/24 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第145話を更新です。 今回は幕間的な感じのお話。内容としてもあまり展開は動いていません。 アリサの出番がやや、多めな感じになっています? 2009/4/22 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第144話を更新です。 今回は全体的にシリアス傾向なお話。内容としては剣士と魔導師の在り方の違いについてがメイン。 管理局のことについての矛盾点指摘の部分が多いです? 2009/4/20 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第143話を更新です。 今回はほんのりと糖分多めな感じのお話です。内容的にもほのぼのとした感じの傾向で進んでいます。 2009/4/17 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第142話を更新です。 今回も引き続きOVA版とらいあんぐるハート3の要素が多めのお話。 内容としては剣術に関する話がメインとなっている感じです。 2009/4/15 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第141話を更新です。 今回は戦闘終了後と言うことで一段落した感じのお話となっています。恭也やはやてとの絡みが多い感じです。 要素的にはOVA版とらいあんぐるハート3のものが多めです? 2009/4/13 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第140話を更新です。 今回で戦闘の方も決着です。恭也の取った行動とは刀ならではのもの。その行動が今回の戦闘の結果に直結しています。 恭也の技量の高さが今回の結果とも言える感じです。 2009/4/10 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第139話を更新です。 戦闘も後半戦に突入しました。ここにきて漸く、恭也が動き始めています。 刀と剣の違い――――それが今回のポイントに関わっています。 2009/4/8 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第138話を更新です。 今回も引き続き、戦闘がメインのお話。いよいよ、佳境に入ってきたと言う感じになっています。 相変わらず、魔導師とは全く別の次元で戦闘が展開されています。 2009/4/6 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』137話を更新です。 今回から漸く、戦闘開始です。互いに剣士同士の戦い。今回の戦闘も一切、魔法が出てくることはありません。要素としてはOVA版とらいあんぐるハート3からのものが多くなっています。 2009/4/3 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第136話を更新です。 いよいよ、戦闘開始まであと僅か。内容的には恭也の主観がメインとなっています。 色々とOVA版とらいあんぐるハート3の要素も多いですよ? 2009/4/1 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第135話を更新です。 今回で少しずつ展開が動きつつある感じです。何やら、戦闘の流れへと進み始めています。 いよいよ、御神の剣士、高町恭也の出番が近いです。 2009/3/30 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第134話を更新です。 今回はOVA版とらいあんぐるハート3に関係するお話がメイン。内容的にもシリアスな感じになっています。 漸く、恭也との関連性も出てき始めている感じです。 2009/3/27 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第133話を更新です。 今回は戦闘スタイルについてのお話。魔導師との関連性はなく、OVA版とらいあんぐるハート3のあるキャラクターを足して割ったような感じとなっています。 要素的にもそちらがメインですよ? 2009/3/25 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第132話を更新です。 今回ははやてと、新キャラについての会話が多め。ランクがどのくらいか明らかになったり、はやてとの関係も少しだけ明らかに。 要素的にはOVA版とらいあんぐるハート3が多めですよ? 2009/3/23 『魔法少女リリカルなのは~Sweet Lover Forever~』第131話を更新です。 今回は割とほのぼの傾向のお話。少しいちゃつきたがっているフェイトがポイントです? 後、OVA版とらいあんぐるハート3の要素もちらほらと。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4345.html
結局その日、SOS団の活動を「腹が痛い」という理由で俺は欠席した、それをすんなりと了承したハルヒにどこか後味の悪さを覚えたけれど。 廊下ですれ違った時、古泉は何も言ってこなかった。いつも饒舌なあいつだが、寡黙になる事もあるんだな。ニヤニヤは相変わらずだったが。 ひょっとしたら廊下で長門とすれ違うんじゃないかとドキドキしたが、杞憂に終わった。 実のところ腹なんか全く痛くなかったわけなのだが、致し方あるまい。長門からケツまいて逃げているって事、アタマでは理解してる分だけ心がズキズキと痛んだ。 モヤモヤとした俺の心とは対照的に、お空は気持ちいいくらいすっかりと晴れている。 しかし、綺麗なはずの夕焼け空は不思議とこれっぽっちも俺の目にはいってこない。 俺はただ下を向いてトボトボとハイキングコースを転げ落ちた。ローリングストーン、読んで字の如くだ。 目の前を大きなバスが通り過ぎる。排気ガスが鼻を刺激した。 「おやおや? 誰かと思えば、キョンくんじゃないかいっ?」 赤信号で立ち止まっていると、聞き覚えのある声がして俺は顔を上げた。 「つ、鶴屋さん」 そこには片手を上げながら、チャームポイントの八重歯を出してカラカラと笑う鶴屋さんが居た。 いまは、国木田と一緒じゃないらしい。野暮かと思ってその事は聞かなかったけれど。 あいつは、委員会とか何かあったのかな? 最近は予備校で忙しいみたいな事も言ってたしな。 俺は、こんにちわ鶴屋さんと言ってペコリと頭を下げた。 朝比奈さんのお友達である鶴屋さんには、いまもSOS団でかなりお世話になっている。 団長のハルヒ曰く鶴屋さんは名誉顧問。受験生となった今でもたまにSOS団の活動に参加している。 合宿の時などは施設を提供してくださっている。まさに、鶴屋さんさまさまというわけだ。 「元気ないねっ? そんなんじゃ青春は謳歌できないにょろ」 「ぐっ」 国木田にも指摘されたが、俺がわかりやすいというのはやはり本当の事なのだろうか。 今日は、会う人会う人ほとんど皆に言われている気がする。 そんなにわかりやすいですか? 俺って。 「キョンくんの顔に、誰かた~す~け~て~くださ~い、って書いてあるよ?」 ははっ。 はぁ……。 「おやおや? だめだよキョンくん、ため息ついた分だけ幸せは逃げていくっさ。はい吸って吸って、大きく吸い込んで」 笑顔でバンバンと背中を叩かれた。カラカラと笑いながら、鶴屋さんは相変わらずハイテンションな人だった。 鶴屋さんは年がら年中こうなのだろうか。今は、少しばかり羨ましい。 そんな鶴屋さんになら。今の俺の気持ち、言える気がした。 話ならそこの公園でどうだい? という鶴屋さんに引っ張られて、適当なベンチに腰を下ろした俺と鶴屋さんだった。 さっきまで砂場では子供達がピラミッドやの砂漠のお城やのをせっせと作っていたのだが、親が迎えに来て帰ってしまった。 街灯の明かりが灯り、草むらからは虫の鳴き声が聴こえてくる。 「――、というワケなんです」 長門のこと、それから俺のこと。 昨日のこと、今日のこと。 粗方話し終えた後にはもう周囲はすっかりと闇に包まれていた。 俺は鶴屋さんから「年上には奢らせておけばいいのっさ」と、ご馳走になった缶コーヒーを一気に飲み干す。 一気に話したせいでカラカラだった喉が潤った。 終始、鶴屋さんはいつになく真剣そうな表情で俺の話を聞き込んでいた。 やおら立ち上がり、 「キョンくん! 君はダメな奴っさ」 開口一番、鶴屋さんは言い放つ。 があん! という効果音と共に俺はドナ○ドの如くベンチからころげ落ちそうになった。 それに輪をかけて恥ずかしいという感情が俺を包む。 昼も国木田と谷口に相談(尋問?)に乗ってもらったが。 女の鶴屋さんの視点から見て、俺はダメな奴、という事のようで。 「そう、ですよね」 ははは、と自嘲する様に笑った。痛いところをつかれてしまった。 ストライクドーンの、真ん中を。百五十キロの直球で。 「でもね。それがどうしたっていうんだい?」 鶴屋さんは諭すように、いつになくトーンを落として言った。 「キョンくんが有希っこを思う気持ちは、どうなんだい?」 「俺は、長門の事……」 「嫌いなのかい?」 「ち、違います! 嫌いなんじゃなくて。むしろ、好きです。本当に」 「それじゃ、もう決まってるじゃないっか。それを言うだけっさ」 「で、でも。俺と長門じゃ釣り合わないというか……」 「釣り合わない?」 「あの、その……」 俺は言葉を濁した。 俺は臆病者なのだ。 石橋を叩いて叩いて、これでもかと思うくらいに叩いて。 皆が渡りきった後にようやく一番最後に渡るくらいの臆病者だ。 「長門が、迷惑するんじゃないかって」 「有希っこが、迷惑?」 だからそんな心の中にある気持ちをずっと、隠してきたんだ。 だけど。 そんな心の奥にある本音を、初めて人に話す事に、した。 「俺は……、俺は。普通の人間です」 いや、あたりまえだろ! と突っ込むところなのだが、鶴屋さんは黙って聞いてくれた。 今は、それがありがたかった。 「長門は、いつも。俺が困っていると助けてくれます。でも、反対に。俺が長門にしてやれた事は数えるくらいで。長門が本当に困っているとき、俺は何もできなくて」 俺は続けた。 「長門を守る、なんて事。できないかもしれなくて。それが情けなくて」 気がつけば、左手の缶コーヒーはくしゃりと拉げていた。 「付き合うって事、よくわからなく。好きって事、よくわからなくて」 昨日から何回も、わからないという言葉を使って、俺は逃げている気がした。 それを薄々感づいている自分に腹が立つ。 どうして俺は、こうなんだ。 鶴屋さんはふうと息を吸い込んで、一呼吸置いた。 「キョンくん」 はい。 「めがっさ真面目だねえ、キョンくんってさ。それって、有希っこが迷惑だって言ったのかい? 有希っこが釣り合わないって言ったのかい?」 鶴屋さんは、飲みかけの缶コーヒーを一気に飲み干した。 「あたしの話、国木田くんからもう聞いてる?」 鶴屋さんの話? 国木田と付き合っているって話ですか? 「そうっさ、あたしから告白したんだけどね、国木田くんにね。でも、あたしも好きってのが何なのか正直な話わからないっさ。でもずっと一緒に居たいっていう気持ちがあるなら、それに素直に従うべきだと思うにょろ。キョンくんは真面目だから、いちいち自分が納得しないと次に進めないっさね。でも、ここは一発素直になるべきだと思うっさ。まずは話さない事には有希っこもわかってくれないにょろよ?」 手に持っていた缶コーヒーをゴミ箱に向かって投げる。 綺麗な放物線を描いたソレは見事にゴミ箱の中に吸い込まれた。カコーンと、小気味良い音が周囲に響く。 手でピースを作って、鶴屋さんは立ち上がった。 「幸せってのは、二人で見つけていくもんだと思うにょろ。そりゃあ生きていれば辛い事や苦しい事もあるけれど、一人じゃ無理でも二人なら乗り越えられるかもしれない。それに、二人で居れば喜びも楽しさも二倍になるっさ。あたしも、国木田くんから教わった事なんだけどね」 それから照れ隠しの様に鶴屋さんは笑った。なぜだか国木田の笑顔とその姿が被る。 「今日の話を、有希っこにすればいいっさ。きっとわかってくれるっさ」 それじゃあね、元気だしなよ! 鶴屋さんはいつものテンションで駆けていった。 公園の入り口には国木田の姿。目が合って、国木田はニコリと笑った。ひょっとして国木田が鶴屋さんに言って俺に助け舟を出してくれたのだろうか? 二人は手を繋いで歩いていった、その幸せそうな後姿を俺は見送る。 「幸せは二人で見つけるもの……、か」 俺が呟いた言葉は、そのまま闇の中へと消えた。 見上げた空は、綺麗な星空だった。 上を向いて歩こう。涙が、こぼれないように。 どこにベガとアルタイルがあるのかと探そうとして、自分には星座の知識が全くといって良いほど無い事に気がついた。 でも、この星空の綺麗さだけは。 知識が無い俺にも、わかった気がした。 ◇ ◇ ◇ ◇ 夜。 家に着いた俺は部屋に入るなりベッドに倒れこむ。色々な事がありすぎて頭がパンクしそうだ。 ケータイを取り出して、その番号を探した。 後は通話ボタンを押すだけで通じるという便利な道具なのに、一向に俺の親指は動いてはくれない。 くそ、動け。 動け。親指よ。 くあ! だめだ……。いや、落ち着け俺。 これはまだ階段の一段目じゃないか、こんなところで躓いてどうするんだ。 もう、石橋を叩くのは辞めたんだろ? 押せ、押しちまえ。 脳内のポジティブな部分が俺の背中をそっと押した。 着信ボタンまで後、ニセンチ、一センチ、五ミリ……。 よし、決心―― 「キョンくーん、ごはんだよー! 今日は鯛の塩焼きだよー!」 ──できたと思ったのに。 「キョンくーん? キョンくーん!」 妹の声で一気に俺は現実へ引き戻された。 ぶはっ、勢い良くいつのまにか忘れていた呼吸が再開された。 肩で息をして呼吸を整える。そして、 ――あと告白がほとんど電話だったのは何なの、あれ。そういう大事な事は面と向かっていいなさいよ! という、誰かさんの言葉を思い出した。 その時俺は、どう答えた? ええい、ちっくしょう。 俺は最速記録で晩御飯を平らげ、順番にすればハンバーグに次ぐくらいの好物である鯛の塩焼きを味わう暇もなく、しかしながらきっちり三十回以上咀嚼するという器用な技を披露した。 食は彩るもの、スローフードを心がけましょうという家庭科の教師の言葉を思い出したが、今だけはそっと胸の内にしまっておくことにした。 部屋に戻り携帯電話を手にする。 少し時間が遅いが、この際そういう事を気にしてられない。もう石橋を叩くのは辞めたんだろ? 長門の電話番号を探して、壊れるんじゃないかと思うくらいに強い力で通話ボタンを押してソレを耳に押し当てる。 機械的な呼び出し音が鳴る。その音が聞こえて、さっきまで掛ける掛けないで悩んでいたのがアホらしく感じた。 三コール目で、ソレは突然途切れて、聞こえてきたのは、柔らかい声だった。 「もしもし?」 「長門、俺だ。光陽園駅前公園に来てくれないか?」 「わかった」 「あぁ、頼むぜ」 「……、感謝する」 感謝? そりゃこっちの台詞だ。 俺は通話終了ボタンを押して部屋を飛び出た。 「ふえ? キョンくんどこいくの?」 「駅前」 あと、物食べながら話すんじゃありません。 なんだがデジャヴだ。 自転車に跨った瞬間に、場所は言えたが、何時までに来て欲しいという事を言いそびれていた自分に気がついた。ええい、できる限り早く行く! 駅前までの信号が全部青だったのは、奇跡ですか? ◇ ◇ ◇ ◇ 高校入学と同時に新調した愛車を走らせる。 俺は安いのでいいって言ったんだけど、お袋が奮発して一番良いのを買ってくれた。 おかげで朝遅刻しそうになったのを何回か助けられた。 思い切りペダルを踏み込んで道を駆ける。 風が鬱陶しかった。 公園まで、後五分。 着くと、初めて待ち合わせたベンチに座る長門の姿を見つけた。 俺は自転車を止めて長門へ言葉を投げかけた。 「すまん、遅くなった」 息が切れている。 道中ずっと青信号なのは良かったが、逆に漕ぎっ放しだったのが裏目に出て、既に体の節々からは赤信号が灯っている。 長門は「いい」と呟いた。 「用事」 なに? と、聞かれて。 息を整える。 スーハー。 スー……、ハー……。 「付き合って、くれって言う話、少し待ってって言ったけど」 長門と目が合う。 くらりとなる。 くっそ、何やってんだ俺。 「付き合ってくれるの?」 「あ、あぁ……」 「……、感謝する」 勢いで言ってしまったが。 というか先に言われてしまったが。 やはり、こういう場合は夜景をバックにとか、男の方からとか。そういう想像が次々溢れ出てくるのをどうにかこうにか抑えた。 今更格好良いだの悪いだの言っても始まらないと、ポジティブに考える事にした。 前回と違うこと。 不恰好ながら、俺は返答する事ができたのだ。 大きな、前進。 自己満足かもしれないけれど。 「横、いいか?」 うなづく。 了承のサインはいつもよりほんの少し長く行われた。 気のせいだったのかもしれない、俺がそう見えただけかもしれない。 長門の横に腰掛ける。 ここから見える長門のマンションは、矢張りそこだけ切り取った写真の様で。 満月が闇を照らしていた。ウサギは笑っていたがついこの前のような嫌な感じはしない。 気分一つでこうも違うものなのだろうか。 長門と結ばれた。 この事実に、言い様の無い何かが俺の中からこみ上げてくる。 いますぐ叫びたい気持ちを必死で抑えた。 手を合わせ人差し指をクルクルと回して。 ポケットの中、国木田と鶴屋さんから譲り受けたソレに気がついた。 「あ、そうだ。長門」 「なに」 「あ。あのな、これなんだが、明日。空いてるか?」 「問題ない」 長門はじいとチケットを見つめている。 そんなに珍しいのだろうか? たしかに、俺もその類のチケットは初めて見たが。 「そ、そうか、良かった。」 「……ここに書いているセロとは?」 その名前に見覚えがなかったのだろうか? セロと言えば最近すっかり有名になったあの人なのだが。 「あ、あぁ。マジックの革命児、ってコトでいいのかな?」 「マジックの革命児……、非常に興味深い」 「そうか?」 「そう」 その後。 革命というのは~と、長門が原稿用紙一枚くらいの長い台詞を演説したのだが。 残念ながら俺の記憶には残っていない。 「そういえばこの前、俺は見れなかったんだけどな、セロのマジック特集やってたらしいぞ」 台詞の切れ間を見つけて俺は記憶の端にあった事象を述べた。 長門の耳がピクリと動いた気がした。 「それは……、本当?」 「あぁ、妹がビデオに録画したみたいだから見に来るか?」 写ってるのはセロだけじゃないけどなと付け足した。 「是非」 って、今から?! いやいやいやいや、さすがにそれは色々とマズいだろう。もう、何か。色々な法律に引っかかる気がする、たぶん。 「あ、あぁ。でも今夜は遅いからまた今度な」 「約束」 わかったよ、約束な。 その約束という響きに、どうしてだろう、くすぐったくなった。 恋人との秘密の約束。 自分には縁の無いものだろうと思っていた分、その反動は大きく、ダメージは全て俺に跳ね返ってきた。 嬉しい悲鳴であることに変わりはないのだが。 さてその帰り道。 体の節々から上げられる悲鳴。 対して俺の顔は緩みっぱなしである。 谷口曰く、 「自転車に乗って怪しい笑いをしながら道を進んでいる変人を見た」らしい。 それ俺だ。 ◇ ◇ ◇ ◇ さて、話は俺が鶴屋さんに相談した時までさかのぼる。 国木田が迎えに来て、鶴屋さんと国木田は手を繋いで帰っていったのだが。 国木田は思い出したように振り返り、小走りに戻ってきて俺にソレを二枚渡した。 「そうだキョン。これ、使ってよ」 「え? いいのか?」 「いいよ、使って使って」 「いや、でも」 「いいって、是非長門さんと一緒に行ってよ」 「しかし、本当にいいのか? これって鶴屋さんと行く為に」 「その日は模試があってね、鶴屋さんも予備校だって言うし」 「そうか……」 「これくらいさせてよ、キョンには感謝してるんだしさ」 「俺に感謝? どうして?」 「鶴屋さんと出会えた事、キョンのおかげだしね。これくらいさせてよ」 「そんな、俺は何も……」 「ふふっ、キョンはそういうトコ大事にした方がいいよ」 「そういうトコ?」 「そういうトコさ」 持つべきものは友だと思ったさ。 真剣に。 「告白、するんだろ?」 「あ、あぁ」 「ちゃんと男らしさ、見せなよ」 ポン、と。 国木田は軽く肩を叩いた。 鶴屋さんの元へ駆けて行く国木田。 あいつ、あんなに男らしいヤツだったんだな。 国木田から譲り受けたチケットを見せてテレビ局の中へと入る。 ひょこひょこと付いてくる長門を見て案ずるより生むが安しという諺を思い出した。 ひょっとしたら廊下とかで知っている芸能人に会えるかもしれないと思っていたが、一般の入場者のスペースに芸能人が現れるわけはなく、ちゃちゃっと手際よくADらしき人に連れられてCスタジオという場所に到着した。 俺と長門はAブロックという、一番ステージが見渡せるポジションに座った。 広いステージの上にはたくさんの照明やカメラ、スタジオの隅の方には見た事も無いような機械が所狭しと並んでいた。これが噂に聞く収録スタジオってやつか。 前座で若手芸人がネタを披露して観客を盛り上げる。まだ仕事の少ない彼等にとって、その場は自分を知ってもらう貴重な場ということらしい。 以前テレビでその様な話を見た事があるが、どんなドラマだっけ? 男女のコンビである彼等は持ちネタを披露したその後に、拍手の合わせ方や、今日のスケジュールの説明などを行った。 特番という事で、撮影は休憩を挟んで三時間ほどで取り終えるらしい。 そういえばそんな内容の事がチケットに記入されていた気がする。 スタジオってのは、ごちゃごちゃしていて狭いもんだと思っていたが。 どうやら俺の意見は偏見だったらしく、広いステージに観客の席もちゃんと用意されてリラックスして収録に望めそうだった。 「どうだ? 楽しめそうか長門?」 長門は、コクリと頷いた。 いつもの制服ではなく、今日は白を基調とした可愛らしい私服姿だった。 それは、収録前の薄暗いスタジオでよく映えた。 司会の芸能人が登場して、カメラに向かい番組の説明をし始めた。 その後「本日の主役」であるセロが登場して、ニ度三度テーブルマジックを披露すると、もう観客はすっかりセロの虜になっていた。俺のその中の一人だ。 俺はいままで、所詮マジックなんてもんはタネと仕掛けなんだ、と冷めた事を思っていたが。 こうして実際にプロのマジシャンのマジックを見ていると、そういったファクターをすっかり忘れてしまう。 どの世界にもプロフェッショナルってもんがいるんだと、銀行強盗のニュースを見た時に軽い気持ちでハルヒに言ったが、こうして実際目にすると本当に魅了される。 セロ曰く、今日は騙されるという事を楽しんでください。という事らしい。 ああ、この人は本当のエンターテイナーなんだ、と思った。 自分のマジックをやりつつ、テレビ的にも盛り上げ、かつ観客も魅了する。 それは凄いの一言に尽きた。川相の送りバントではないが、職人技ってのは、まさにこういう事を言うのだろう。 観客の中には未だ疑い深い目線を送っていたヤツも混じっていたが。 本当のプロフェッショナルってやつは、本当に凄かった。少なくとも俺は積極的にこのスペクタクルに飲み込まれていた。 携帯電話を使ったマジックが終わり、セロがパチンと指を弾いたと思ったら、スタジオの中に五十センチ四方ほどの水槽のセットが運び込まれた。 その中では、五匹ほどの金魚が我が物顔でスイスイと泳いでいた。 水草と日本家屋をあしらえた置物が置いてある。金魚五匹だけにしては少しばかり豪華な水槽だった。 「OK デハ。ダレカ、キョウリョクシテクダサイ」 セロが観客の中を見渡す。ザワザワと騒ぎ出す観客たち。 スっと長門が手を上げる。私にやらせろという事なのだろうか、私服姿の長門はセロに指名されてスタスタと前に歩いて行った。 長門は長門なりに積極的にこの状況を楽しもうとしているのだろう。 「Hello コンニチワ、セロデス。What s your name? アナタ、オナマエハ?」 セロは長門の手をとってステージに迎えた。 「長門有希」 ユキサン、ヨロシクネ。 セロはそれじゃあマジックに協力してくれと片言の日本語で長門に頼んだ。 「ココニトランプガアリマス、テキトウニ、STOP! イッテクダサイ」 セロが手馴れた動作でトランプをパラパラとシャッフルし始めた。 ストップと、長門の無機質な声が聞こえる。随分小さいがちゃんとマイクは長門の声を拾っているんだろうか? セロはぴたりとシャッフルする動作を辞めて、おどけた様な仕草をみせた。 「This is one. ダイヤノエースデス」 カメラに向かってカードを見せた後に、観客に見えるように確認させるようにカードを見せる。なるほど、確かにいまセロの手に握られているのはダイヤのエースだった。 これから一体そのカードをどうするつもりなのだろうか? 俺にはまったく予想もつかない。 「ユキサン。ココニ、サインシテクレマセンカ?」 セロが長門に片言の日本語で話しかける。カードに名前を書いてくれという頼みだった。 長門の二つの目がキラリと輝いた気がした。本当に楽しそうだな、長門よ。 「これでいい?」 長門はセロに確認する様に自分の名前が刻まれたトランプを見せる。 「OKデス、アリガトゴザイマス」 そこには綺麗な明朝体で「長門有希」と書かれたダイヤのエースが一枚。 ひらひらとそれを主張するようにセロはアピールした。 トランプに観客の名前を書かせるというマジックは実によくある事だが、あれはサクラじゃなかったんだな。とか、俺はそんな事を考えていた。 「イマ、セカイニ Only one イチマイダケノカード、カンセイシマシタ」 セロはOnly oneという言葉を強調する様に人差し指を立てて、カメラに向かってポーズを取った。 この人、英語の発音やたらといいな。そういえば外国人だったんだな。それも全部含めて計算されているとしたら、本当に凄い人だな。 再びセロはそのカードを入れて、デッキのシャッフルを開始する。これでもうどこに長門の名前入りのカードが入っているかわからなくなった。 セロは観客にその事を確認すると、長門に一組五十二枚のカードを持たせた。 「OK ユキサン。イマカラ、コノスイソウノナカニ、アナタノカードヲ、イレテミセマス」 なんと、シャッフルされたカードの中から、一枚だけ、しかも長門のカードだけを水槽に入れるというのだ。 ガラスを飛び越えて? とか、長門のだけをカードをどうやって? とか、色んな疑問が俺の頭の中を通り過ぎた。 セロはもう一度長門にカードをシャッフルさせた。 二回シャッフルして、これでもうセロには長門のカードがどこに入っているのかわからないはずだ。 セロは、 「アリガトウゴザイマス、デハ、カードヲコチラニ」 と言って、長門からカードを受け取った。 「サテ Everybody ミナサン。ソレデハ、ゴランクダサイ」 水槽の真ん中あたりに手を当ててそこに視線を集めようにする。 セロがプラスチック製のトランプを、勢い良く水槽目掛けて放った。 カードは水槽のガラスに当たって当然の様に床に落ちていった、が! ガラスに一枚だけカードが張り付いて残っていた。 セロはニコリと笑った。長門の目が、見開かれた様な気がする。 スっと手を出して確認する様に水槽のガラスを触り、そのカードを長門は剥がそうとしたが、それは叶わなかった。 なぜなら、それはガラスを通り越えて内側に、つまり水の中へと入っていたからである。 「OK セイコウシマシタ、ユキサン。アリガトウゴザイマス」 拍手が巻き起こる。俺もその中に加わった。スタンディング・オベーションだ。指笛を鳴らしているヤツも居た。 長門はセロと握手をして、戻ってきた。 「どうだった?」 「ユニーク」 長門は短く感想を述べた。マジックというものを積極的に受け入れている様子の長門だった。 その後も、まるで本物の魔法のように繰り出されるセロのマジックを、長門は食い入るように見つめていた。 帽子から鳩が飛び出してきては、 「どうしてあそこで、鳩を出す必要があるの?」 とか。 セロが女の人を口説きだしては、 「どうして口説く必要があるの?」 とか、長門なりに疑問に思った点をいくつか指摘していたが、それはご愛嬌ってもんだ。 セロは両手を広げ、最後のマジックをすると宣言した。 「デハ、サキホドノスイソウヲ、ミテクダサイ」 セロがそう言うと、スタジオの中にポツンと置かれていた水槽に視線が集まった。 中には長門のサイン付きのカードが水槽の中に張り付いていた。金魚がその横をスイスイと泳いでいる。 少しばかりシュールな光景だった。 いつ片付けるのかと思っていたが。そうか、まだ続きがあるという事だったのだろうか。 「コノガラスヲ、ツキヤブッテ、ナカノカードヲ、トリダシマス」 まさか、そんな事できるもんか。観客の誰かが漏らした。 セロはそんな観客の声を聞くとニコリと笑い。 ポケットからハンカチ(どこにでも売ってそうなデザイン)を取り出して、ヒラヒラと振って見せた。 「フツウノハンカチデス。コレヲツカイマス」 セロはハンカチをガラスに押し当てると、円を描くようにその手を動かした。 何やらブツブツと呪文の様な言葉を呟いたかと思うと次の瞬間、ハンカチから水滴が垂れてきた。 観客からは「すごい!」とか「おい、ガラス割れてるぞ!」とか様々な反応が出ている。 セロがグっと力を入れると、水槽の中に手がみるみるうちに入っていき、内側のガラスに張り付いた長門のカードをひっぺがした。 観客のボルテージは本日最高潮にまで達していた。 手が抜けると、ガラスには手を入れた跡どころかヒビの一本すら入っていなかった。 長門は、あれが自分のカードである事に衝撃を受けていた様子で。 「……、ユニーク」 時々、長門はユニークという言葉を使うが。 それは長門なりの最大級の賞賛なのだろう。今日はそれを連発していた。 マジックの革命・セロのマジックショー。 終始長門は食い入る様にセロのショーを見つめ、俺は長門が楽しんでくれていることに安心した。 日が合わないからっていう理由で観戦チケットをくれた鶴屋さんと国木田には感謝してもしきれないくらいの恩ができちまったな。 セロは予定されていた全てのマジックを終え、ペコリと頭を下げた。 拍手喝采。 これでフィナーレだ。 だが、不意にスタジオの一部がザワザワと騒がしくなった。 何事かと思ってその方向を見る。 長身の男が一人と、アシスタントらしい女性が二人。 まだマジックあるのか? セロのマジックは終わりじゃなかったのか? ひょっとして、尺が足りないから追加でシーンを取るという事なのだろうか。 前座で説明が無かったシーン取りという事はよくある話らしいが。 「ちょっと待ちなさい! セロ、わたしたちとマジックで勝負よ!」 なんとなく聞き覚えのある声が……。 嫌な予感がして俺は目を凝らした。 「ぶっ!」 な、なんで古泉が居るんだ!? というあのアシスタントっぽい女性って、ハルヒじゃないのか? その横のバニーガールは朝比奈さんじゃないのか?! 朝比奈さんに至ってはバニーガール姿というだけではなく、SOS団と書かれたプラカードをひっさげての登場だった。 俺の頭はパニックだった。 一年の時の文化祭で、ハルヒがENOZの代理としてステージに立ったという事はあったが。 それはそれで。 ここはテレビ局で、いくら関西ローカルの番組といっても、公共の電波を使って間違いなく各家庭へと配信されるわけで。 SOS団の名前を全国に知らしめてやるのよ! というのが口癖のハルヒだったが、まさかついに実行される日がくるなんて……。 とにかくもう、気が気ではなかった。 「さあ、覚悟しなさいよセロ!」 何を覚悟しろと言うのだろうか。 セロも気丈に振舞っているが、知らない人物に宣戦布告されてこうもにこやかな笑顔を作れる人材が古泉以外にも居たなんて。 プロデューサーらしき人物と目を合わせセロは頷いた。 素人如き何もできないという自信の表れだろうか、すごい余裕だ、さすがエンターテイナー、どんな不測の事態にも対応してる。むしろそれさえも最初から予定されていたかのように振舞っている。 ハルヒなんかに絡まれた日にゃ、そりゃもうえらい事になるという事で相場は決まっているのだが。 そう、あの上ヶ原パイレーツの様に……。 「コンニチワ。アナタ、オナマエハ?」 「ハルヒよ、涼宮ハルヒ。よろしく、セロさん?」 勝ち誇った様に腕を組みながらハルヒは自己紹介をした。まだ勝負もしていないのに勝気でいる、ある意味ですごい才能だ。今日はカメラが回っているせいか、ハルヒの存在が余計に際立ってみえる。 「ハルヒサン。ショウブ、イイデショウ。ナニシマスカ?」 両手を挙げて古泉見たいなポーズを取る。 イケメンがやるとこうもしっくりくるものなのか。 「私達は三人で脱出マジックをやるわ。でも、そうね。まずその前にあなたのマジックを見せて頂戴。わたしが一発で見抜いてあげるから」 「ハハハ、ソレハタノシミデス」 ハルヒは古泉と何やら目線で合図を交わし、したり顔でニヤリと笑った。何かしらの含みを持たせるような顔に見えた。 朝比奈さんはおろおろしている。 公共放送で朝比奈さんのバニーガール姿が映し出されるという事を考えると頭が痛くて仕方が無い。 というかこのシーンは放送されないか。 なら安心だ。安心してしまっていいのだろうか、いいんだろう、多分。 いや、でも、一言くらい言ってやるべきだろうと、立ち上がろうとした俺を長門の手が制した。 「長門?」 「ここは静観すべき、今わたしたちが介入する事は好ましくない」 「しかしだな」 「大丈夫、観客もこの状況を楽しんでいる。セロも、涼宮ハルヒも」 「そ、そうか?」 「今止めに入って涼宮ハルヒの機嫌を損なう方が危険」 確かに、不平や不満を言っている様なヤツは見当たらないが。 「OK デハ、コレヲミテクダサイ check it out」 するとセロは財布の中から硬貨を取り出した。どこにでもあるような日本の硬貨だった。確認できるのは百円玉と五百円玉が複数枚。 ジャラジャラと手の中でそれを鳴らした。 それをハルヒに確認させるために持たせる。 「フツウノ、オカネデス」 「確かにね。どこにも妙な小細工は無さそうね」 ハルヒはセロに硬貨を突っ返した。もっと優しく返してあげても良いと思う。 「デハ、ハルヒサン LOOK テーブルヲミテクダサイ」 すると、さっきまで水槽のあった位置に変わりにガラス張りのテーブルが用意されていた。 テーブルを囲うように四つの椅子が用意された。古泉とハルヒ、セロと朝比奈さんがそれぞれの位置に座る。 ハルヒはうさんくさそうにテーブルを見つめ、ガラスをちょんちょんと突付いて、それに穴が空いていないか確認しているみたいだった。 セロと古泉はニコリと笑っている。微笑みの頂上対決とでも言うべきなのだろうか。 朝比奈さんは……、ああもう今すぐにでも倒れてしまいそうだ。律儀にもSOS団と書かれたプラカードをまだ持っていらっしゃる。 セロはコンコンとガラスのテーブルを叩いて、それがちゃんとしたガラスであることを主張した。 「ハルヒサン、オテツダイシテクダサイ」 「いいわ、何をすればいいの?」 「Here ココニ、テヲオイテクダサイ Put your hands」 セロはハルヒの手をテーブルの下に潜り込ませて、両手をくっつけさせた。 何をするというのだろうか? 「デハ、コノ MONEY ヲ、ガラスヲコエテ、ハルヒサンノトコロマデ、オトシマス」 ガラスの貫通、さっきはトランプでやってみせたが。なるほど、今度は硬貨を通そうというのか。 古泉はどっしりと腕組みをして事の成り行きを見守っている。 手をかざした状態のままのハルヒは早くしなさいよ、などといってセロを急かしている、もう少し落ち着けよ。 セロはおもむろにいくつかの硬貨のうちの一つを取り出し、観客に向かって見せた。 俺の目には普通の五百円玉に見える。 口元に指を立てて、セロは観客に静かにしてくれと頼んだ。それをガラスのテーブルの上におもむろに置き、自分の手を重ねる。 次の瞬間。 カシャン。 ガラスに当たった音がしたと思ったら、テーブルの上の硬貨は消え失せ。 ハルヒの手にテーブルの上にあったはずの五百円玉が。 「えぇぇ?」「なんで?」という声が上がる。ニコリと笑うセロの横で、ハルヒは不気味にニヤリと笑った。 「へぇ、やるわね。さすがプロフェッショナルね」 「Thank you アリガトゴザイマス」 セロは両手を広げ、ハルヒの言葉に応えた。 すると、ハルヒは古泉になにやら耳打ちをし始めた。それまで沈黙を保っていた古泉は数回頷いて、わかりましたと呟くと立ち上がった。 「セロさん、今のマジックなのですが」 僕もやってみたいのですが、と宣言した。 セロは気丈に振舞う、イイデスヨ、ドウゾ。 手で古泉を促す。 テーブルの上のコインを、古泉は拾い上げ、ここぞとばかりにセロがやってみせた様に観客にアピールする。 その仕草がサマになっていると思うのは俺の気のせいだろうか。 古泉は、テーブルの上に硬貨を置いて右手で覆い被せた。 得意顔でカメラに目線を送る。そういえば古泉って「超能力者」だったんだよな。 カシャーン。 それは、床に落ちた。 ガラスを、貫通して。 「すごい!」「にいちゃんすげーぞ!」 ややあいて、スタジオに歓声が巻き起こった。 俺も開いた口が塞がらない。 当然だ。セロがやってみせたマジックと同じ事を素人がやってみせたのだ。 古泉はしたり顔で笑っている。あのいつも見せるニヤケ顔だ。 セロの心中も穏やかものではないだろう。セロと古泉の目線がカチリと合ってバチバチと火花が散っている。 ハルヒはその横で満足げな笑みを浮かべている。 きっとハルヒの脳内では今の十倍ほどの拍手喝采が巻き起こっているに違いない。だとしたらその規模は相当なものになるのだが。 っていうか古泉よ。 一体なにをどうやったんだ。 さっぱりわからん。が、この雰囲気、どうもセロが窮地に追い込まれているらしい事だけはわかる……。 プロデューサーらしき中年の男性が慌てて飛び出してきたが、セロはそれを手で制し、 「イイデショウ、コレハ、アクマデ、ショホテキナモノデス」 あくまで冷静に言い放った。 慌てた様な仕草はみせない、むしろそれを利用している様にも見える。プロ根性というのは、いやはや。 いやしかし、強気になればなるほど、逆にハルヒのペースにハマってしまいそうだが……。 「とにかく、これで私達の一勝ね。さあ次は私達の番よ」 腕を組み、ハルヒは高らかにそう宣言する。 一勝というのは、強引だと思うが。 どうもハルヒがマジックを解き明かしたらしい事が先程証明されたわけで。 つまり、次に行うハルヒのマジックをセロが見抜けなければセロの敗北、という事なのだろうか。 ルール説明がなされていないので、イマイチ勝敗のラインがわからないのだが。 とにかく、観衆は勝った負けたには興味が無いらしく。彗星の如く現れた素人の見せる次なるマジックに興味津々といった様子であった。 「ハルヒのヤツ、無茶しやがるぜ」 「……すごい」 「へ?」 「わたしには見抜けなかった、涼宮ハルヒの洞察力及び、古泉一樹の演技力は賞賛に値する」 それは、今日これまでで一番長い台詞だった。 するとつまり、 「長門にも見抜けない事をハルヒは見抜いたってのか?」 うなづく。 なんてこった。 すると、今からやる脱出マジックってのはマジで本格的なモンなのだろうか? 「おそらく」 座ってるのに立ちくらみしそうになった。 「さあさあ皆さん! お待たせしました!! 本日はSOS団によるマジックショーを見に来ていただき、まことにありがとうございます!」 ハルヒはこのステージを、もやは自分達のマジックショーだと思っているのだろう。あくまでこれは特番の収録なのだが。 しかし、収録に予定されていないはずなのにカメラは回っているようで。ハルヒの機嫌もいつになく良さそうだった。 バニーガール姿の朝比奈さんが、キャリアカーに乗せられた人一人が入れそうな大きさのハコを運んできた。木製で手作り感溢れるソレだったが、一体いつ作ったものなのだろうか? 「さてさて、持ってきましたのは、なんの変哲も無いただのハコです」 ハルヒは中身を開け、観客とセロに中身が空っぽである事をアピールした。 ふむ、たしかに何も無い普通のハコに見える。 「チョット、イイデスカ?」 セロがハルヒに向かって言った。 「何ですか? セロさん」 古泉がかわりに答える。 二人の目線が交わされ、まるで特殊効果の様に火花が散る。もしかしてキャラが被っている事を気にしているのだろうか? セロはコホンと咳払いをすると。 「カクニンサセテクダサイ」 ハルヒはコクリと頷いて、セロを促す。 セロは何やらハコの裏側や、取っ手の部分。それから材質をチェックしている様で、三十秒ほど確認すると自分の席へと戻っていった。 「もういいかしら?」 ハルヒが訊ねる。 「OK ワカリマシタ、ツヅケテクダサイ」 いつの間にかあの聞きなれた定番の音楽が流れ始めた。マジックといえばやはりこれなのだろう。 「じゃあ、みくるちゃん。アレ持ってきて。古泉君、中入って」 ハルヒの指示により、古泉はハコの中へ入って行った。 ガチャリと南京錠でロックする。さっき確認した通りどこにでもあるような普通の、中に入れば出られない箱だ。 そして今、この中には古泉が入っている。唯一の出口にはハルヒが今南京錠で鍵を掛けた。文字通り古泉は閉じ込められた格好になる。 さて、脱出マジックと謳っているのだから、ここから古泉は脱出するのだろう。 と、呑気にそんな事を考えていると朝比奈さんが持ってきたものはなんと! サーベルだった、それはギラリと怪しげに輝いている。 おいハルヒ、朝比奈さんになんて危なっかしいものを持ってこさせるんだ。 マジックの場にサーベルと言えば相場は決まっている、アレしかないのだろう。 中に古泉が居るというのに。まさかな……、まさかとは思うけど、先に言っとく。さらば古泉……っ! ハルヒは朝比奈さんからサーベルを受け取ると、観客にそれをたっぷりと見せつけた。本物だぞと言っているような目線を向ける。 なんか俺、不安で不安で仕方ないんですが。 「大丈夫」 長門? 「わたしも、不安」 長門さん、あなたもですか。 気がつくと長門は俺の腕をぎゅっと握っていた。 嬉しいような恥ずかしいような、でも不安で。そんなのが全部入り混じった変な気分だった。 「さあさあ、今からこのサーベルを突き刺します!」 ハルヒがそう言うと、一分の躊躇いもなくハコに向かってソレを突き刺した。 赤い血が滲んでこない事で古泉が生きている証拠にならないだろうか。いや、ひょっとして脱出に手間取った古泉は串刺しになってしまったのかもしれない。 嫌な汗が背中に広がる。 腕に伝わる力が、一瞬強くなった。 「みくるちゃん、もう一本お願い」 「ひゃ……、ひゃい」 朝比奈さんはハルヒの言うとおりにもう一本のサーベルを持ってきた。 今度は反対側からソレを突き刺す。ソレは合計で四回繰り返された。 今、木製のハコには四本のサーベルが刺さっている。中の古泉は無事なのだろうか、上手い事全てのサーベルを避けていれば良いのだが。 ハコは見るも無残な姿だ。 おそらくあと一本でもサーベルを突き刺せばひび割れて壊れてしまうのではないか。 「ひゃ?!」 不意に朝比奈さんの声が上がる。 朝比奈さんは、力なくペタンと床に座り込んでしまっていた。 何だ? 俺は視線をそちらに向けた。 ハコの右側、ハルヒが最後に刺したサーベルから赤い液体が滲み出している。 まさか……、まさかあいつ?! サーっと血の気が引いたのがわかった。 ざわざわと騒ぎ出す観客をハルヒは制した、 「大丈夫よ、これは余興にすぎないわ」 と、強気の姿勢を崩さない。 俺は立ち上がって叫ぼうとした、ふざけんな! 血がながれてんだぞ! 今すぐそんな事はやめるんだ! しかし、長門がそれを止めた。 「おい、長門。止めてくれるな!」 「だめ」 「どうしてだ? こんな事今すぐ辞めさせないと!」 「まだマジックは途中」 「そんな悠長なこと言ってられるか! 手遅れになるぞ!」 「だめ」 くそ、なんでそんなに冷静になれるんだ?! 長門もハルヒも! 「おや? どなたの心配をなされているのですか?」 バっと立ち上がって振り返る。 そこには、ニヤケ顔の超能力者の顔があった。 全身の力が抜ける。 俺は、ふにゃりと座り込んだ。 はは。 ハルヒが全員を観客席に登場した古泉に注目させた。 一瞬にして、大喝采。 鳴り止まない拍手がスタジオを包んだ。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「Aランチ三つと、Bランチ二つお願いします」 オーダーを告げる。 どうして俺が言っているのかは、この際どうでもいいだろう。 いつもの事だ。 SOS団乱入というハプニングがあったが、特番の収録は昼に終わった。 ハルヒが腹が減ったとうるさいので適当に近くにあった喫茶店へ入る。 どうやらここでの支払いも俺という事らしい、やれやれ。理不尽極まりないやつだぜ。 ハルヒはずーっとニヤニヤした顔で俺と長門を見ている。 古泉のソレが伝染したんじゃないかと思うくらいのニタニタだ。 あんだよ。 「べっつにーい、まっさかキョンが有希とデートしてるなんて、ねー? みくるちゃん」 「は……、はいい。びっくりしちゃいましたあ」 いえ、俺からしたら三人がセロとマジック対決してる方がびっくりなんですが。 「それは、涼宮さんがそう望んだからですよ。おそらく、この前放送していたマジックの番組に影響されたのかと思われます。僕もその番組を拝見したのですが、実に巧妙にできていまして……」 古泉が耳打ちしたが、そのうち半分も俺の頭には入ってこない。 やはりハルヒ的変態パワーがからんでいたという事だろう。 というか。ええい、顔が近いぞ。 ああ、こいつが死んだんじゃないかって心配して損したぜ。 もう死にそうになっても心配してやんねーからな。 「はは、手厳しいお言葉ですね」 いつものニヤケ顔に、俺は少しだけ安心した。 昼食のAランチを頼んだのに、もう三十分も運ばれてこない。 どうなってんだこの店は。 腹の虫が暴れている。 なんかもう疲れたぜ。 「はは、気苦労が耐えませんね」 お前に言われると本当にそんな気分になってきた……。 「キョンくん、頑張ってください! あと少しファイトですう」 「ちょっとみくるちゃん? 余計な事言わなくていいのよ」 「ん? 何が余計な事なんだ?」 「あんたには関係ないわ」 ハルヒがそういうので、それ以上触れない事にした。 触らぬハルヒに祟りなしだ。 「それにしても有希、遅いわね。何かやっかいな事に巻き込まれてなければいいんだけど」 ハルヒが時計を確認しながら言う、先程からお手洗いに行くと行って長門は席を外していた。 しかし、本当に遅いな? もう三十分は経つよな? 何かあったのか? 「や……、やっかいな事、ですかあ?」 朝比奈さんが生まれたてのヒヨコの様な声で震えている。 「そうですね、例えば、銀行強盗とか」 はは、長門に限ってそんなまさか。 「ご、強盗だっ!!! 銀行強盗だっ!!」 音が聴こえた方向に顔を向ける。 次の瞬間、俺が見たのは。 黒服の男の小脇に抱えられた長門の姿だった。 『堂々、白昼の犯行』 『現代のルパン三世』 部室でハルヒに見せられたwebニュースを思い出した。 まさか、まさか。 俺は考えるが早いか、店を飛び出した。 後で俺を呼ぶ声が聞こえたが、耳まで届かない。 『プロの犯行よね、犯行時間は三分。人質を誰一人傷つける事無く、逃走経路も完璧』 まさか。 『まぁな。良いか悪いかは別として、どの世界にもプロフェッショナルってのが居るんだよな』 まさか。 まさか。 まさか。 俺は、人生で一番速いんじゃないかと思うくらいの速度で駆けた。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「長門を返せっ!!」 俺は犯人のうちの一人に飛び掛った。 ギラリと黒光りする銃が見えて、ああ、俺はこれで死ぬのかもしれないと思ったが。 長門を見捨てるより何倍も良かった。 好きな女の子を見捨てる男なんて、最低だろ? 俺はもう、石橋を叩くのは辞めたんだよ。 なりふり構わず、そいつの腹を一発殴った。 「ぐあ……っ!」 普段何も鍛えていない俺だったが、うまく急所に入ってくれたらしく、そいつは悶絶して倒れた。 後は二人、長身の男に銃が向けられたが構わない。 撃たれても、良い。 長門を、守るんだ! 捨て身で飛び込む。 が、次の瞬間。 乾いた音が、聴こえて。 俺は天を見上げた。 撃たれたのではなく、どうやら俺は転んでいた空き缶に足を滑らせた様だ。 しかし、これでチェックメイトなのだろう。 一発目は上手く外れてくれたみたいだが。こいつらにとって転んでしまって動けない俺をニ撃目で撃ち殺すのは造作も無い事だろう。 さようなら、俺の十数年の人生。 色んな出来事が瞼の裏で走馬灯の様に駆け巡る。 お袋、親父。 俺を産んでくれてありがとう。 こんな息子だけどさ、最後は好きな子の為に死ぬんだぜ? でも。 親よりも先に死ぬなんて、親不孝な息子だよな。 本当に、ごめん。 妹。 いまなら、お前がキョンくんって言っても咎めないさ。でも、最後にお兄ちゃんって言って欲しかったな。 はは。 もう一度会えたらそう呼んでくれよな。 ミヨキチと仲良くするんだぞ。 シャミセンの事も、よろしくな。 SOS団。 楽しかったな。 財布は随分軽くなっちまったがな。 朝比奈さん、最初にあなたを見たときは天使が地上に舞い降りたのかと思いました。 未来の事は、もう俺にはどうしようもないです。 でもこれも、規定事項ってやつなのでしょうか? 俺にはわかりませんが。 とにかく、これからも。頑張ってください、ハルヒをよろしくお願いします。 なんだかんだ言って、ハルヒは朝比奈さんの事、すごく頼りにしてるんですよ。 あ、でも。今度何か変なことしやがったら一度叱ってやってください。そういう役、任せてもいいですか? 古泉。 正直に言おう。 お前の事、最初は嫌なやつだと思ってた。 でも、そんな認識はすぐ覆ったけどな。 お前はいつも張り付いたように同じ笑顔で笑うけど、たまにその仮面、はがれてる時あるぞ。 そっちの方がお前らしいって事も、俺はわかってるつもりだ。 すまん。先に逝くわ。 後のこと、任せた。お前ならやれるさ、副団長。 ハルヒ。 すまんな。 どうやら俺の命ってのは、ここで尽きちまうらしい。 もっと不思議な事、探したかったのにな。 宇宙人、未来人、超能力者に異世界人。 お前はそいつらを見つけ出して一緒に遊ぶんだーなんて事を言ってたけどさ。 実はお前の近くに居るんだぜ? 本当だぜ? いつか俺がそんな話したときお前は、違うって言ってたけどさ。 この世界はお前が思ってる以上に不思議に満ち溢れてたんだ。だから、さ。 俺が居なくなったら、俺の事なんか忘れて。そいつらと一緒に遊ぶ事だけ考えてろよ、な。 その方がお前らしい。でも、あんまり朝比奈さんに迷惑かけるんじゃないぞ。 長門。 俺は、お前に。何もしてやれなかった。 いつも、迷惑ばかりかけてた。 何かある度にお前を頼って、お前に負担ばかり掛けてたよな。 すまん。 でも、長門に付き合ってくれって言われた時。 嬉しかったんだ。 返事はちょっと遅れちまったけどさ、それは許して欲しい。俺はこんな性格だから。 好きだ。好きだ、長門。 あの時公園では、言えなかったが、今なら言える。 俺の最初で、最後の恋人。 それが長門で、本当に良かった。 一回しか、デートらしいデート、できなかったな。 マジック・ショー。 お前の嬉しそうな顔が、見れてよかったよ。 はは。 俺のいなくなった後も、ちゃんと。 生きてくれ。 俺の分まで。 スローモーションの様に、世界が回った。 ぐるりと回って、背中に痛みを感じる。 その痛みで、急に現実に引き込まれる。 覚悟して、目を閉じた。 ◇ ◇ ◇ ◇ 結果的に、俺の予想した様な最後の瞬間は訪れなかった。 神様というものは本当に気まぐれだと思う。 吉本新喜劇のようなタイミングよくパトカーがやってきて、次の瞬間には犯人を確保していた。 目を開いた時にはもう既に事は終わっていた。 どうやら、俺は延命したらしい。 腰が抜ける。 やれやれ、だ。 まだ、その場から立ち上がれない。 「大丈夫ですか?」 刑事らしき人物から声を掛けられた。 「ええ。でも、力。抜けちゃいまして」 「そうですか」 ニコリと笑う女性……俺は、その刑事の顔に見覚えがあった。 「え? 森さん?」 「こんにちわ」 ペコリと頭を下げる森さん、今日はいつかの孤島の時の様なメイド姿ではないが、その刑事の格好もすごく似合ってます。 って、そうじゃなくて。 ど、どういう事なんですか?! すると、強盗三人組の内の一人は諦めた様にマスクを脱いだ。 「はは、捕まってしまいましたなあ」 そこにあったのは、これまた孤島の時にお世話になった執事の新川さんだった。 「え? 新川さん? これって。ど、どういうことですか?」 残りの二人もそれに続いてマスクを取った。 まるで、当然の様に。その人物は多丸さん兄弟だった。 俺は未だに混乱している。最近そういう事が多かった気がするが、これはその最たるものだった。 どうして銀行強盗が機関の人たちなんだ? 機関という事は古泉関連なのだろうか? またハルヒを退屈させないために? 疑問符が次々と浮かんでは消えた。 「まだわかんないの? キョン。あんたがウジウジしてたから、みんなで一芝居うったってわけ。銀行強盗役は古泉君の知り合いに頼んで、テレビ局も古泉君繋がりよ。キョン、みんなに感謝しなさいよね?」 知らぬ間にハルヒ、朝比奈さん、古泉が後に立っていた。 「な、なんだ? もしかして、今日の事全部芝居だったのか?」 未だに状況を把握できていない俺は疑問を吐き出した。 朝比奈さんの手には、テレビ番組で見慣れたアレ、 「ドッキリ」の文字が書かれたプラカードが握られている。 なんとなく現状を把握できそうな自分と、 それを否定したい様な自分が鬩ぎあっているが。 おそらく、これはそういう事なのだろう。 「そうです、騙しているようで悪い気もしたのですが。涼宮さんがどうしてもと言うものですから」 古泉がお決まりのポーズを取りながら、特に悪びれた様子もなく話した。 「ふん、男の癖にいつまでもウジウジして、情けないのよ。わたしたちが居ないとどうしようもないんだから。あんた有希を泣かせたのよ? これってどういう事かわかるかしら?」 ぐ……、人生初の「ドッキリ」に一言言ってやりたいのは山々なのだが。 長門を一度泣かせてしまっている分だけ罪悪感がこみ上げる。 「ごめんなさいね、キョンくん」 しかも。朝比奈さんにこう謝られてしまっては、これ以上どうこう言う気にもなれなかった。 テレビ局 = 機関のコネ 銀行強盗 = マスクを取ると新川さんと多丸兄弟 セロ = サクラ、なのか ああ、完璧に、俺は騙されていたというわけだ。 いつの間にか鶴屋さんと国木田の姿もそこにあった。 「ごっめんね~キョンくん、悪く思わないで欲しいっさ」 「ごめんね、キョン」 俺にチケットを渡したのは国木田だった。 そうか、なるほどな。 こいつらもグルだったのか。 というよりコレ、いつからなんだ? 「有希が相談に乗って欲しいって言うから聞いてあげたのよ、あんた有希の告白に「待って欲しい」って言ったらしいわね? っかー、それでもあんた男なの? だから、あたし達がこうして楽しんで……じゃない、こうして二人の仲を演出してあげたんじゃない」 つまりあれか、長門の部屋に行った後からずっとって事か。 「ま、そうなるわね」 カンベンしてくれ。 舞台はそのままテレビ局の特設の会場へと移された。 これも機関のコネというわけですかい。 「これで晴れてキョンと有希はSOS団公認のカップルというワケね!」 ハルヒのその宣言で、この場に拍手が巻き起こる。 森さん、新川さん、多丸圭一さん、多丸裕さん。 古泉、朝比奈さん、ハルヒに長門。 鶴屋さんに国木田、おまけで谷口も居た。 プロデューサーらしき男性、テレビ局に居た人も何人か居る、機関関連の人なのだろうか。 セロはスケジュールの都合だとかで一足先に東京へ向かったらしい。 しかし、笑って○いとも! でしか見たことのないくらいの大きくてハデな造花が届けられている。 電報も届いたが英語だったので俺には読めなかった。 特設会場のテーブルには豪華な料理が並んでいる、ちょっとしたパーティーが始まっていた。 長門は、その並べられた料理を片っ端から食べている。 俺も、お腹がすいていたが、どうしてだろう。食べる気になれなかった。 はぁ……、最初からコレは仕組まれていた、ってワケ、か。 それならばここ数日、俺はハルヒ達の掌の上で踊っていたのだ。 くそう、さぞかし楽しかっただろうな。 あのとき、腹が痛いと言ったときにあっさりと受け入れた理由はこれだったのか。 考えるといい気分にはならないが……、こうして皆に祝福してもらうのは悪い気分ではない。 が、どうしても俺はハルヒに聞いておかなければいけない事があった。 「し、しかし、ハルヒよ? いいのか? その、俺が長門と付き合う事は」 「なによ? 当たり前じゃないの、団員の幸せを願うのが団長の仕事よ?」 ああハルヒ。 ありがとう。 おまえがまさかこんなにも団員の事を思っていてくれたなんて。 普段雑用だの荷物もちだの場所取りだの予約取りだの、ロクなポジションに居なかった俺の幸せも願ってくれるのか? 「ふん。あんたも男なんだからシッカリしなさいよ? いい? これからも有希をちゃんと守るのよ」 「ああ。もちろんだ」 「良かったわね、有希。うりうり、どう? キョンの彼女になった感想きかせてよ」 黙々と料理を食べ続ける長門をハルヒは肘で小突いた。 しかし、この暖かいパーティー会場は、長門の次の一言で氷河期にまで一気に逆行する事になる。 「? 私達は交際などしていない」 は? え? 長門さん? 今なんと? しれっと言い放つ長門。 「へ?」 ハルヒはぽかんと口を開けている。 「長門さん?」 朝比奈さんは、飲んでいたノンアルコール・カクテルのグラスを落とした。 「おや? それはどういう事ですか?」 セロとのニヤケ顔の頂上対決を繰り広げていた古泉だが、今だけは真顔になっている。 「わたしは、確かに涼宮ハルヒに相談した際。彼に付き合って欲しいと言ったがそれは「マジックの練習に 付き合って欲しい 」という意味において」 「へ? で、でも。有希、わたしに言ったじゃない。キョンに付き合って欲しいって言ったら、少し待ってくれって言われたって」 「客観的に、言葉どおりの意味をそのまま伝えたにすぎない。現に彼はそれを理解して、後日チケットを持参してわたしをセロのマジックショーに誘ってくれた」 「ちょ、ちょっと待ってくれ、何がどうなってるんだ?」 「つまり僕達」 「みんなめがっさ勘違いしてたってことっさ?」 なんと SOS団 機関 はたまたセロをまで巻き込んだこの一連の騒動は、はじめの小さな勘違いが巻き起こした爆笑事件だったというわけだ。 爆笑というには痛すぎる俺の勘違いがあるわけだが。 ぐあ! 首つりてえ! もうどうにでもしてくれ。 勘違いが勘違いを呼んで。 更なる勘違いが勘違いを呼んだ。 さすがのハルヒも力が抜けてしまったらしい。力なく椅子へ座り込んでしまっている。 鶴屋さんは相変わらずハイテンションでカラカラと笑っている。もう、爆笑だった。 古泉も引きつった様な笑顔に変わっていた。 いや、それは俺も。なんですけれど……。 えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ? ぼんやりと現状を把握したらしいハルヒの絶叫が木霊する。 長門はそんな周りの様子を気にせず黙々と料理を食べ続けていた。 この会場の氷がようやく溶け出したのは、長門が最後の皿を平らげたのと同刻だった。 「……ユニーク」
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/
TVアニメ作品『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス(Muv-Luv Alternative Total Eclipse)』のまとめWikiです。 序幕 西暦(せいれき)2001年(ねん)1月(がつ)──数十年(すうじゅうねん)に及(およ)ぶ、地球外生命体(ちきゅうがいせいめいたい)BETAとの戦(たたか)いによって人類滅亡(じんるいめつぼう)の危機(きき)に瀕(ひん)した世界(せかい)。日本帝国軍(にっぽんていこくぐん)ではBETAの圧倒的(あっとうてき)な物量(ぶつりょう)に対抗(たいこう)するべく、撃震(げきしん)や不知火(しらぬい)に代(か)わる新(あら)たな戦術機(せんじゅつき)の開発(かいはつ)を急務(きゅうむ)としていた。 TEアニメ本篇 第1話「帝都燃ゆ(前編)」 (典拠:トータル・イクリプス - ニコニコチャンネル) http //www.nicovideo.jp/watch/1341380014 [部分編集] TV各局放映日程 平成24年7月1日(日)より放送開始。 地域 放送局 日時 開始日 備考 関東広域圏 テレビ東京 (TX) 毎週日曜日 25 35~ 7月1日~ 大阪府 テレビ大阪 (TVO) 毎週月曜日 25 10~ 7月2日~ 福岡県 TVQ九州放送 (TVQ) 毎週月曜日 26 23~ 北海道 テレビ北海道 (TVh) 毎週火曜日 26 30~ 7月3日~ 日本全域 アニメシアターX (AT-X) 毎週木曜日 11 00~23 00~ 7月5日~ 毎週月曜日 17 00~29 00~ 7月9日~ 岡山県・香川県 テレビせとうち (TSC) 毎週金曜日 25 53~ 7月6日~ 愛知県 テレビ愛知 (TVA) 毎週金曜日 26 30~ WEB動画配信日程 平成24年7月7日(土)より配信開始。 端末 配信元 更新日時 開始日 備考 PC及び携帯情報端末 ニコニコ動画(公式配信) 毎週土曜日 24 30 7月7日~ [部分編集] 関連URL TEアニメ 公式サイト 公式サイト(テレビ東京・あにてれ) 公式Twitter YouTube公式配信チャンネル Wikipedia TEアニメ記事 ニコニコ大百科 TEアニメ記事 原作 マブラヴオルタネイティヴHP 全年齢版マブラヴHP マブラヴ/マブラヴオルタネイティヴforXbox360HP マブラヴ ALTERED FABLE(ファンディスク) マブラヴオルタネイティヴ クロニクルズ HP マブラヴ オルタネイティヴコミック マブラヴ小説版 アージュ公式サイト(OHP)「株式会社アシッド」http //www.age-soft.co.jp/ http //www.age-soft.jp/ Wikipedia 原作記事 ニコニコ大百科 原作記事 このホームページはアージュホームページの「アージュ著作物の引用ガイドライン」に基づき、一部素材を引用して作成されています。これらの素材を他へ転載することを禁じます。 編輯方法や文法については、@wikiプラグイン一覧又はこちらをご覧ください。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/4644.html
https://w.atwiki.jp/toho/pages/6207.html
We Are 21st Century lovers サークル:CYTOKINE Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 PANG THE PONG (Girls Pang The Pongのテーマ) 隣人 隣人 - 東方紅魔郷 赤より紅い夢 [01 25] 02 Get Mild 隣人 隣人 ドニィ・ザ・ダイナマイト 東方風神録 明日ハレの日、ケの昨日 [04 04] 03 My Evolution 隣人 隣人 aki 東方地霊殿 少女さとり ~ 3rd eye [04 38] 04 to gather now 隣人 隣人 itori 東方永夜抄 恋色マスタースパーク [04 55] 05 GIRL MEETS GIRL 隣人 隣人 Nana takahashi 東方紅魔郷 亡き王女の為のセプテット [04 23] 06 Running to Phantasm 隣人 隣人 Linjin 東方妖々夢 幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble [04 01] 07 Get Mild '11 隣人 隣人 ドニィ・ザ・ダイナマイト 東方風神録 明日ハレの日、ケの昨日 [06 48] 詳細 東方紅楼夢7(2011/10/16)にて初頒布 イベント価格:1000円 イベント限定頒布 レビュー タイトルからわかるようにTMNETWORKと小室のパロディである。 東方の曲をよくこれだけTMサウンドに近づけたもんだとニヤニヤしながら聴 き入った。 tr1のPANG THE PONGという時点でTM好きはニヤっとするだろう。 tr2ドニィ・ザ・ダイナマイト氏のVoは若い頃のウツを髣髴とさせる。 Get Mildが始まったとき本気でウツかと思ったくらい似せている。歌詞も秀 逸。Hardday no hearってイミフだけど噴くわw tr3のaki氏の声は渡辺美里とはかなり違うのでtr2でやられた人はちょっとが っくりくるかもしれない。でも曲は少女さとりを活かしつつ、ばっちりMy Revolutionのパロディになっている。 tr4はおそらく鈴木亜美版Be togetherのパロディだが、さすがに厳しいと思 う。Voのメロディが恋色なのでパロディ元がかすんでいる。 tr5はTRFのBOY MEETS GIRLのパロ、これまたうまいことセプテットとあわせ ている。 tr6は隣人氏がVoだが、非常に残念なことに隣人氏は歌がうまいようで小室の あのモスキートボイスを再現しきれていない。でも歌い方や曲の部分は非常 によくパロっていると思う。 あとシークレットはずるいよ笑うしかないじゃん。そのパロディやるかと思わせる完成度の高さ。 パロディとして完成度の高いアルバムだと思う。東方ヴォーカルというよりはパロディ作品としての面が非常に強いので、東方アレンジとして期待するとちょっと肩透かしを食らうかもしれない(tr2の歌詞なんかとてもいいと思うが) FANKSは是非買ってニヤリとして欲しい。 -- う (2012-02-07 18 11 04) 気になったので。 tr.4はBe togetherではなく、TKとジャンミッシェルジャール氏が 共作したフランスワールドカップのテーマ曲 「together now」のパロディだと思われます。 そのものですので是非聴き比べてみるといいかと。 -- 名無し (2012-02-07 20 50 23) 説明不要かと思いつつTr6はRUNNING TO HORIZONのパロディです。 Tr4は既に述べられてる方の言うとおり Be togetherではなくtogether nowのパロディですね。 余談ですが、隣人氏はSOUND HOLICの「Beat Gather」という曲で 既にbe together臭のするサビを使っています。 -- 名無しさん (2019-02-24 11 12 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki9_alternative/pages/296.html
申し訳ない…少々手違いで、bmpをupしてしまった故、管理人殿に削除を願う… -- 柳也 (2006-03-27 04 06 32) 御剣雷電と紅蓮醍三郎の元ネタだけど……紅蓮醍三郎の方は「恐らく」ではなく、「間違いなく」グレンダイザーです。んで、雷電の方は、残念なことに、コン・バトラーVではなく「勇者ライディーン」ですよ。-- 矢蔭 (2006-04-26 00 35 58) 御剣雷電の元ネタですが、「コンバトラーV」じゃなく「勇者ライディーン」ではないですか? -- 銀狐 (2006-04-27 07 05 21) すみません、間違って画像の大きさがでかすぎる画像をうpしてしまったので、削除の方お願いします。削除依頼対象ファイルは「千鶴.JPG」、「柏木.JPG」、「鎧衣.JPG」です。あと、柏木の画像が画質悪くてすみません。。。-- Kaede (2006-05-05 00 25 05) 弓道部前主将のギジェもどきは「石田」ではなく「石沢」では? -- 米押し達磨 (2007-05-19 18 37 05) ターナー夫人の元ネタは、24のパーマー元大統領夫人では?あと、デイヴィットと呼ぶのは、24で夫の名がデイビッドだからだと思います。 -- 怒蛇 (2007-09-19 21 57 37) 無現鬼道流はやっぱり無限軌道SSX「わが青春のアルカディア」からなんでしょうかね -- SE (2007-09-24 10 50 57) 涼宮姉妹の元ネタはもしかしてあの大人気アニメキャラクター? -- ボン太 (2008-04-06 19 32 02) 甲21号作戦に於いて『ザウバー隊』がいましたがAFのチャック・ザウバーと関係あるのでしょうか? -- KIEZ (2008-05-06 05 32 24) 2個上野コメントにイラッとしてみた -- 青菜に塩 (2008-06-09 01 58 00) ちょっと気になったからコメント。宗像の説明に 鳴海孝之(「君が望む永遠」の主人公)の住むアパートの大家の家族。 ってあるけど、大家って伊隅四姉妹の長女(伊隅みちるの姉)なはす。 つーことは伊隅みちると宗像は親戚同士ってこと? ちなみにアパートの大家の確認は君のぞLEの3章(水月ルート)とアニメ版君のぞに出てきてるから間違いないはず。 -- 名無しさん (2008-09-21 21 46 29) 石沢はイデオンで似たキャラがいた気がする・・・よく覚えていないけど。 -- (名無しさん) 2010-02-19 15 22 04 ↑は多分ギジェ・ザラルだろ -- (名無しさん) 2010-03-07 22 34 32 EXキャラクター 白銀 武 EXメインヒロイン 鑑 純夏 御剣 冥夜 珠瀬 壬姫 榊 千鶴 彩峰 慧 EXメインキャラクター 鎧衣 尊人 神宮司 まりも 御剣 悠陽 柏木 晴子 社 霞 剛田 城二 香月 夕呼 涼宮 茜 築地 多恵 麻倉(左)・高原(右) 御剣財閥 月詠 真那 神代 巽 巴 雪乃 戎 美凪 御剣 雷電 一文字 鷹嘴 紅蓮 醍三郎 月詠 真耶 インドラ・サーダン・ミュン 神野 志虞摩 EXサブキャラクター 鎧衣 左近 珠瀬 玄丞斎 沙霧 尚哉 天野原 甚五郎 天野原 翠子 千鶴の母 (榊 祥子) 星乃文緒 竹尾 タケオ 梅田 安努朗 ムウやん 七瀬 凛 伊隅 みちる 宗像 美冴 風間 祷子 速瀬 水月 涼宮 遙 石沢 佐藤&田中 白銀 影行 白陵柊学園教師 川本 実 パウル・ラダビノッド アルフレッド・ウォーケン イリーナ・ピアティフ イルマ・テスレフ チャック・ザウバー シェリル・ターナー EXキャラクター 白銀 武 誕生日:12月16日 マブラヴシリーズの主人公。 「君望」の孝之に次ぐ鈍感野郎で、自己中心型の楽天家。 幼馴染の純夏に毎日起こされているのによく文句を言ったり、バカにしたりしている為に、度々「どりるみるきいぱんち」を喰らう。 中学2年の誕生日に、3年生の先輩(男)から体育館裏で告白された経験あり。 EXメインヒロイン 鑑 純夏 誕生日:7月7日 血液型:O 明るくてちょっとドジな幼馴染。 当然、隣に住んでいて、毎朝起こしにきてくれる。部屋はもちろん二階のお向かい。 協調性を重んじるが、主人公に対してだけはお節介で強気な態度を見せる。 何事にもポジティブでめげない性格だが、主人公にはバカにされている。 必殺技は「どりるみるきいぱんち」そして、封印されし幻の左「ふぁんとむ」 御剣 冥夜 誕生日:12月16日 血液型:AB 主人公の家に突然押しかけてきた世界的財閥の跡取り。 無現鬼道流剣術免許皆伝。常に御剣家の宝刀「皆琉神威」を帯刀している。 非常に気高く、何事にも強気で強引だが、決して高飛車ではなくどちらかといえば「お姫様系」。当然、皇女様口調。 かなり偏った知識からくる、空前絶後の世間知らずぶりと、スケールのでかいマジボケは周囲を唖然とさせる事もしばしば。 珠瀬 壬姫 誕生日:2月29日 血液型:A 無邪気で人懐っこいクラスメイト。 皆がいつまでも仲良く一緒にいられる事を夢見ているため、揉め事が苦手。 千鶴と慧の衝突を目の当たりにし、アワアワしながら右往左往したり、自力解決を図ろうとして、泣きながら止めに入ったりと大忙し。 各ヒロインが主人公を縦軸に集まるとすれば、横軸的な存在。 主人公にはおもちゃ扱いをされているが、本人はまんざらでもない様子。 弓道部所属で才能はあるが、極度の集団視線あがり性なので、大会などでは実力を発揮できない。 榊 千鶴 誕生日:5月5日 血液型:A 生真面目で口うるさいクラス委員長。 文武両道の優等生で周囲の信望も厚く、推薦枠で白陵大への進学が決まっている。 いいかげんでルールを守らない人間(特に男)が我慢ならないため、何かにつけて主人公に突っかかってくる。また、慧とは犬猿の仲。 責任感が強く、周囲の期待に答えようとするあまり、何でも自分で抱え込んでしまう。 廃部寸前のラクロス部の元部長(現在部長は後輩に譲っている) 彩峰 慧 誕生日:9月27日 血液型:B 寡黙で風変わりなクラスメイト。 一匹狼タイプで協調性がないのだが、壬姫にはなつかれるままにしている。 なぜか主人公に、学食で高倍率の「焼きそばパン」をくれる。 数少ない言動の端々に、反体制的で、組織や社会の建前論的ルールに反発、逃避する傾向が見られる。よって千鶴とは冷戦状態。 意外に器用で手際がよく、怪我の応急処置などは保健委員もまっ青。また、運動神経も抜群で、入学当時は各運動部からのスカウトが殺到したほど。 EXメインキャラクター 鎧衣 尊人 誕生日:4月1日 血液型:O 中性的な外見を持つ親友。 冒険家を父に持つ、心やさしい美少年。 彼の行くところ、常にホモ疑惑が付きまとう。 つかみ所のない性格で、人の話を聞いていないことが多い。 子供の頃から父と供に世界中を駆け巡っていたため、妙な動植物や工芸品に異常に精通している。 今でもちょくちょく父に拉致されるので、欠席が多い。 白陵柊には2年のときに転校してきた。主人公とは3年になってから「バルジャーノン」仲間として意気投合。以来、よくつるむようになった。 明言されていないが温泉旅行の時、温泉に入る際タオルで胸を隠していり、武の「お前、ひょっとして・・・」という言葉に異様なまでに動揺していたことからエクストラ篇における女性疑惑が浮上したが、君のぞらじおにおいて公式に否定された。 純夏が再構築した世界において美琴に上書きされてしまった、合掌。 神宮司 まりも 誕生日:8月10日 やさしく厳しいクラス担任。 担当教科は英語。あだ名は「まりもちゃん」。 ちょっと生真面目で融通がきかない面もあるが、やさしくて面倒見がよく、周囲に慕われている。主人公にとってはちょっと口うるさいお姉さんのような存在。 夕呼とは旧知の仲で、彼女によれば、白陵柊学園時代から「狂犬」の異名を欲しいままにしていたという……。分かっている事は、酒を飲むと性格が急変する事から、大学時代に合コンの度に男どもを急性アル中にして病院送りにしたとの事。他にも色々と弱みを握られているらしい。よく男にフラれるが、原因は夜の営みでキャラが豹変してしまうから。 御剣 悠陽 誕生日:12月16日 EX編では幼少に両親と共に交通事故に遭い、死亡している。 この事故がきっかけで、冥夜が御剣財閥次期当主として連れて行かれる。 AL編ではFinal episodeマブラヴで冥夜と共に白陵柊に転校してくる。 祓正無道(ふっしょうむどう)の証である薙刀「煌奉如月(こうぶきさらぎ)」を持つ。 神野無双流を学び、奥義・煌曜輪を使う。 柏木 晴子 誕生日:10月10日 白陵柊学園3年生。 武のクラスメイトで、元バスケ部のポイントガード。 スポーツ推薦枠で大学への推薦が決まっている。 活発でサバサバした性格が好かれ、男性はもとより女性からも人気がある。 球技大会で純夏達と共にラクロスチームに所属し、ゴーリィとして活躍した。 「マブラヴ サプリメント」内「マブラヴ デュエリスト」では何者かによって調教済み(実は弟達をダシにして…!?)。 社 霞 誕生日:10月22日 UL・AL編に主に登場。 AL編Final episodeマブラヴで白陵大学飛び級生として、同期生に馴れるためという面目で白陵柊に転校。 ロシア生まれ。 初対面の純夏に感謝しているところから、AL世界の記憶を持っていると思われる。 その為か、武の自己紹介で呼ばれた「社」の違和感を覚えている。 その後、大泣きして武はボコられる。 嫌いな食べ物はニンジン。 小動物っぽい性格で、口数が少ない為に存在感が薄い。 剛田 城二 野球で全国制覇を目指し、3年の秋に白陵柊に転校してきた熱血漢。 D組のクラス委員長である茜に一目惚れして以来、2人が結ばれるのは運命と信じて疑わない。 人の話を全く聞かない猪突猛進型だが、時々もっともらしいことを言うから侮れない。 うるさいと夕呼にD組をお払い箱にされ、B組に一人クラス替え。武の隣の席になる。 後に、野球の実力校にスカウトされ、転校(冥夜が転校させた)。 夕呼先生を「おかあさん」イカレ教師の梅田を「おやっさん」と呼ぶ。 ※「君が望む永遠外伝 アカネマニアックス 流れ星伝説剛田」及び 「マブラヴ サプリメント」内「マブラヴ デュエリスト」、 「君が望む永遠~Special Fan Disk~」内「TRUE LIES」、「アユマユオルタネイティヴ」(名前はG-GUY)に登場。 香月 夕呼 誕生日:6月8日 ちょっとアブナイ物理教師。 主人公のよき相談役であり理解者。面白いことが大好物。 見かけによらず超天才なのだが、反権威主義的でアナ―キーな言動が災いして、学界からは黙殺され、物理教師に甘んじている。 舞台となる学園の卒業生で、まりもとは腐れ縁。昔から、まりもを自分のペースに巻き込んでは楽しんでいた。 愛車はストラトス。今日も野球部のグラウンドを、グラベルステージ代わりに腕を磨く。 露天風呂つきの豪邸に住んでいる。 涼宮 茜 誕生日:10月20日 血液型:A 夕呼が担任をしている3年D組の委員長。 元水泳部の部長で、文武両道。 千鶴の親友でありよきライバル。 時折みせる物憂げな表情が男子のハートを鷲掴みにしていたが、最近の吹っ切れたような明るい言動が、学園内に新たなファンを増殖させている。 卒業後は米国にスポーツ留学が決定している。 築地 多恵 誕生日:9月20日 EX編で夕呼の実験により猫にされていたD組の生徒。「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」で正式に登場。 気弱そうな感じだが、大人しい顔をして辛辣なことを口走ってはすぐに謝る。焦ったり興奮したり等のテンパった状態になると謎の訛りが飛び出す。 やたらと茜に肩入れしたがったり、茜の部屋に侵入して茜のベッドでごろごろしたり、美冴と祷子の仲を見て二人を「師匠」と呼ぼうとしたりするなど、レズ疑惑あり。 巨乳。 麻倉(左)・高原(右) 3年D組の生徒。「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」のサバイバルゲームで茜、築地とともに武達と決勝戦を戦った。 B組CP強襲時、2人掛りで武に襲い掛かるが、敢え無く返り討ちにされた。 茜、築地、高原、麻倉は、決勝開始5分で交戦を開始し、また最後まで生き残ったのも、この4名であった。以上のことから、2人は207A分隊の残り2名である可能性が高い。 電撃大王掲載のコミック版「マブラヴ オルタネイティヴ」に麻倉・高原らしき人物が登場。 A-01入り確定!? ラクロスでは、麻倉はD組ゴーリー、高原は茜とツートップのオフェンス組。 麻倉はちょっと無口、天然ボケでゴールを守る。 高原は渋いアシストで茜の得点率を支える。 御剣財閥 月詠 真那 誕生日:1月14日 御剣家の冥夜専属メイド長。 忠義心に厚く、物腰は穏やかだがあらゆる意味で「切れる」女。 冥夜と武を何とかしてくっ付けようと暗躍するが、他人を蹴落とすようなことはしない。 武に対する冥夜の色仕掛けは、彼女の立案によるものだが、本人は処女。 作中に尊人に惹かれるのは、恐らく日本三大神"ツクヨミノミコト"とかけた洒落であると推測できる。または、純粋にそういう嗜好の持ち主の可能性もある。 神代 巽 巴 雪乃 戎 美凪 冥夜専属メイドのドタバタ三人娘。 いつも3人ひと組で行動している、お騒がせ部隊。 月詠の言い付けで武の身の回りの世話をするが、勘違いや思いこみ、先走りで必ずトラブルを起こすかなり迷惑な人々。 スーパー無現鬼道流を使っても、D組チームワークの前に敗退した経歴あり。 「絶技!噴射気流殺ゥ~~~!」←…これ完全に黒い三○星の技のパクリじゃ…?←人、それをパロディと呼ぶ 御剣 雷電 冥夜の祖父。 「――ン冥夜タァァァァソ!」と言って、冥夜に敵と間違えられ斬られる。 でも、生きてます。元ネタは勇者ライディーン。 RAでSKILL「神乃剛弓」「神乃怒声」を持つ。 ※「マブラヴ サプリメント」内「我が名は冥夜」に登場 一文字 鷹嘴 60メートルリムジンをまるで手足のように操る御剣家専属の送迎ドライバー。 送迎最速理論を掲げ、その腕は夕呼先生も負けるほど。名字のような名前には 「大空を舞う俊敏な鷹のくちばしたれ」という意味が込められているらしい。 そのおかげで昔は随分と無茶をしていたようだ。 いつも理論の研究に必要なのかノートパソコンを持ち歩いている。元ネタは頭文字Dの高橋涼介。 紅蓮 醍三郎 冥夜に無現鬼道流を教えた師匠。 無現鬼道流とは別に「宇宙乃雷」「反重力乃嵐」等の独自の必殺技も持つ。 冥夜の衣類が濡れたりしたときに透けて見える胸等を見ては鼻血を出す。 雪の中に埋もれて冥夜のパンツを盗み見るなど、少々お茶目なところもある。 無論、鼻血必至。元ネタはグレンダイザー。 ※「マブラヴ サプリメント」内「我が名は冥夜」に登場 月詠 真耶 誕生日:9月9日 悠陽に仕える専属メイド。月詠真那とは同い年の従姉妹。 真那とは違ってクールで言動も辛辣。 御剣姉妹が転校するにあたり、真那が「表」で、真耶は「裏」で働いている。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 インドラ・サーダン・ミュン 誕生日:11月19日 御剣本家の警備部隊の外国人。元傭兵。 気持ちよければ相手が男でも女でも構わない女性で、ノンケでも構わず食っちまう人。 オルタに登場したメスゴリラ。 ビーチバレーで武たちと二回戦で対戦することになる。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 神野 志虞摩 悠陽の薙刀の師。悠陽と月詠との会話の中で言及される。 元ネタは多分コレ。 EXサブキャラクター 鎧衣 左近 尊人の父。 世界中を飛び回る冒険家で、尊人をよく拉致して連れ回している。 珠瀬 玄丞斎 弓道藩士九段の実力を持ち、弓道道場を開いている。 たまに髭を"ぴろぴろ"されるのが好き。 たまの上がり症を治す為に、甚五郎を使ったりする。 沙霧 尚哉 欅総合病院の医師。 妻子持ち。 彩峰の家庭教師もしていた為、医師の彼に影響されて、彩峰が看護婦を目指していた。 天野原 甚五郎 弓道藩士九段の実力を持ち、弓道道場を開いている。 珠瀬玄丞斎の親友であり、ライバル。 数々の勝負をしていたが、99戦99分というおかしな記録を持つ。 天野原 翠子 「すいこ」と読みます。 甚五郎の娘で弓道の実力はかなりのもの。 完全装備だと気が強い。 眼鏡と弓のどちらかが無くなると性格が急転する。 眼鏡→おどおどする。 弓→内気な娘になり、どもる。 武に弄ばれる事も… 千鶴の母 (榊 祥子) 女手ひとつで千鶴を育ててきた。 星乃文緒 EX編千鶴ルートにて登場(但し名前は出てこない)。 欅総合病院の看護師。 竹尾 タケオ D組の男子生徒。「ズバ抜けて」という言葉をよく使う。 いわゆるアキバ系の男。 剛田に絡んではブルブル震える奴。 ※「君が望む永遠外伝 アカネマニアックス 流れ星伝説剛田」に登場。 「君が望む永遠~Special Fan Disk~」内「TRUE LIES」に「タケス」として登場。 梅田 安努朗 白陵柊学園の体育教師。 謎のイカレ教師として名を馳せていて、正体は宇宙人。 故郷は光り輝くサンノー星 『宇宙の騎士テッカマン』のアンドロー梅田が元ネタだと思われる。 ※「君が望む永遠外伝 アカネマニアックス 流れ星伝説剛田」に登場。 「君が望む永遠~Special Fan Disk~」内「TRUE LIES」に登場。 ムウやん 梅田のアフロヘアーの中にいる謎の生物。 ※「君が望む永遠外伝 アカネマニアックス 流れ星伝説剛田」に登場。 七瀬 凛 白陵柊学園2年A組所属。風紀委員。 「ランブリングエンジェル」デュエリストとしては学内でも10番以内に入る実力者。 冷静な分析能力で相手の弱点を突く一方、極度のブラコンで、兄のためなら盲目的に突っ走る。 武に「ランブリングエンジェル」のことを教えてくれる。 暴走した武の第一の餌食。 ※「マブラヴ サプリメント」内「マブラヴ デュエリスト」に登場。 伊隅 みちる 誕生日:10月13日 白稜柊学園のOG。 夕呼とは卒業後も交流があるようで、度々呼び出されては無茶なことに付き合わされている。 伊達眼鏡は外しているようだ。 「君がいた季節」のヒロイン。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 宗像 美冴 誕生日:11月7日 白稜柊学園のOG。鳴海孝之(「君が望む永遠」の主人公)の住むアパートの大家の家族。 夕呼とは卒業後も交流があるようで、度々呼び出されては無茶なことに付き合わされている。 後輩の祷子とはレズ疑惑があるが、それについて本人たちは否定も肯定もしない。 飄々とした態度と相手を煙に巻く言動はこちらの世界でも健在。 『君がいた季節 リニューアル(仮)』に登場予定。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 風間 祷子 誕生日:12月4日 白稜柊学園のOG。 夕呼とは卒業後も交流があるようで、度々呼び出されては無茶なことに付き合わされている。 先輩の美冴とはレズ疑惑があるが、それについて本人たちは否定も肯定もしない。 『君がいた季節 リニューアル(仮)』に登場予定。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 速瀬 水月 誕生日:8月27日 白稜柊学園のOG。 夕呼とは卒業後も交流があるようで、度々呼び出されては無茶なことに付き合わされている。 親友の遙を通じて茜とも交流が深く、茜は水月を目標としており、水泳のみならず性格的にも水月からは多大な影響を受けている。 口癖は「3、2、1、ハイ」。 「君が望む永遠」のヒロイン。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 涼宮 遙 誕生日:3月22日 白稜柊学園のOG。涼宮茜の姉であり、速瀬水月の親友。 夕呼とは卒業後も交流があるようで、度々呼び出されては無茶なことに付き合わされている。 優しく穏やかな性格だが微妙に天然なところがあり、茜から「遙伝説」と呼ばれる様々な伝説を残している。 「君が望む永遠」のヒロイン。 ※「マブラヴ ALTERED FABLE」内「かがやく時空が消えぬ間に」に登場 石沢主将 最強の弟子 に出てくる主人公の取り巻きっぽい・・・・ -- (ぬこ) 2010-05-02 17 16 13 ちょっと気になったからコメント。宗像の説明に 鳴海孝之(「君が望む永遠」の主人公)の住むアパートの大家の家族。 ってあるけど、大家って伊隅四姉妹の長女(伊隅みちるの姉)なはす。 つーことは伊隅みちると宗像は親戚同士ってこと? ちなみにアパートの大家の確認は君のぞLEの3章(水月ルート)とアニメ版君のぞに出てきてるから間違いないはず。 ↑孝之が引っ越す前のアパートの大家の親戚が宗像ってことだろ 伊隅姉妹がやってるアパートは引越し先 -- (名無しさん) 2011-02-13 03 10 26 ↑親戚じゃなくて家族だったか すまぬ -- (名無しさん) 2011-02-13 03 11 20 なんなんかねホント~ -- (名無しさん) 2012-08-21 00 40 54 危険なURLを含むコメントを削除。 -- (名無しさん) 2013-03-10 19 14 03 キャラクター欄 遥たんが栗の子ボイスになってるよ -- (名無しさん) 2014-10-02 16 46 31 ↑何一つ間違ってないが。エロあり版もエロなし版も同名義だぞ?栗の子 -- (名無しさん) 2014-10-03 07 29 37
https://w.atwiki.jp/orikyaranusi/pages/79.html
本名 リーヴァルツ・クレイド 年齢 26歳 身長 173cm 職業 執事 男娼出身地 オーストリア 冥界の住人(故人) 3番の家の執事 だったが3番失踪後没落、別の家で執事としての仕事をしていたが…掘られる♂アッーーー その家は謎の火事により無くなり 同時に19番も亡くなった(火事の前に殺されていた) 性格 几帳面で真面目 若干Sぎみ 好きな物 ピアノ 苦手な物 運動(体力はある) 趣味 蠍火やfffffなど音ゲーのピアノ曲を弾く事 蠍火弾いた後 腰砕けになってた エロかったです(by3番) 外見 ダブグレイの髪の毛(若干くせっ毛) サマーグリーンの目 洋服はディープロイヤルパープルのフロックコート 中は白いワイシャツ ズボンは黒 黒色のクロスタイをしている(スティックピンは金色) ヘタリアパロでオーストリア役に決定いたしました 余談 異性同性関係無くモテてしまう為 輩用にサバイバルナイフ(?)を持っている